●バルブクリアランス調整
 
 超基本整備。定期的に調整してコンディションを整えておかなくては、他の箇所を整備しても意味がありませんし、メカノイズはやたらと気になるものです。
ヘッドカバーを開けて一番シリンダーを圧縮上死点にセット。点火順序に合わせて1番、2番のIN、1番、3番のEXを規定値に調整し、クランクをもう一回転させて先程の逆を調整して完了です。クリアランス測定の感触は色々といわれていますが、サイズの前後するシクネスゲージで確認すると良いと思います。使い終わったゲージは清掃して油をひいておきましょう。道具のメンテナンスも忘れられません。
F8A、F10Aの規定値は IN,EX共に 0.13〜0.18mm です。温度変化のない冷間で調整します。